35

明日は苗代です。
稲作を家業とする者にとっては、家族親類総出で取り掛かる、稲作三大イベントのひとつです。
(他の二つは当然、田植えと稲刈り)
午前は親戚の家の、午後は我が家の苗代を行い、全て終わったら打ち上げで深夜まで飲み、というのがうちの恒例です。
久しぶりに親戚が集まる、なかなかない機会でもあります(稲作をしている家限定ですがね)。


ところで、他の地域ではどうかわかりませんが、私の地域では、「35」という数字は稲作と深いつながりがあります。
種もみを「3.5」日浸水させ、さらに「35」度のぬるま湯に「3.5」日浸して発芽させ、苗代へ。
そして、苗代からちょうど「35」日で、苗の葉が「3.5」枚になり機械植えにちょうどいい大きさになるので、田植え。
…できすぎですかね?