久しぶりの対決

今日は遅番。
昼に出勤すればいいので、昨日は夜更かしして夜食食べながらビール呑んだりして朝5時に寝る。
そして目覚めた午前11時。異変に気づく。


…食いきれなくて残したおにぎりが消えてる。


この部屋で食べ物が消える現象が起こったということは、理由は1つしかない。
…ヤツだ。
かつて15,000円出して買ったモルトエキスを、高いシリコンチューブを、
ことごとくダメにしてくれたあの野郎が現れやがった。



よろしい、ならば戦争だ。



作戦の準備は既に整っている。

定番の粘着シート。
このメーカーのシートは本当に強力。前足の1本でもひっかかれば脱出は不可能だ。もがけばもがくほどひっついてしまう。


そして、この戦争の勝利を確実なものとするデバイスが、

コレ、だ。
南部せんべいのみみ。
ヤツは穀物が大好き。古来ではヤツの侵入を防ぐため米倉庫を高床式にし、さらに『ねずみ返し』という板を柱に装備したことからもそれはわかるだろう。
そして南部せんべいの主原料は小麦。大きさも手頃でまさにこの作戦にはうってつけ。
しかもこれはただの南部せんべいのみみではない。『マーガリン味』なのだ。
小麦本来の味を思わせる素朴な味わいだけでもネズミには魅惑なのに、さらにマーガリンと塩味のアクセントときた。
これに抗えるネズミはいない。
これが、長年の経験により発見した、ヤツをおびき寄せる史上最高の兵器だ。



これらを組み合わせることにより、究極のトラップが完成する。


名づけて、『南のタクラマカン』作戦


通常、ネズミは隅を移動する習性があるので、粘着シートは壁ぎわに複数設置するのがセオリーであるが、この作戦に関してはそんな小細工は必要ないとみている。
さぁ果たしてヤツはどう出るか? この誘惑に負けたときが貴様の最期だ。






あ、ちなみにこの『南部せんべいのみみ マーガリン味』、素朴な味をベースにマーガリンの風味とわずかな塩味が絶妙で最高に美味いです。
いったん食べたら止まらない中毒性はあの『かっぱえ○せん』以上。
ぜひご賞味を(^^)