大量生産

作りおきしている酒がビールしかなくなったので、ここらで一発、色んな酒を多めに仕込みたいと思います。

今回の材料一式。総額5000円くらいで調達できました。


【今回の実験その1 ぶどう酒】
材料は『めいらく赤葡萄』2リットルと『Tropicanaグレープジュース』4リットル。
使っているぶどうはめいらく赤葡萄はコンコードグレープのみ、Tropicanaはおそらく赤ぶどう白ぶどうのミックスでしょうパッケージから予想すると。
味の比較が楽しみです。
いつもは度数上げにグラニュー糖を加えているのですが、今回はぶどう酒だけにブドウ糖を使ってみます。これは初の試み。
さてではさっそく仕込み開始!!
まずはTropicanaから。ジュース4Lを梅酒ビンに入れ、ブドウ糖400gとレモン果汁大さじ2杯を加えてよく混ぜます。

酵母を投入する前に比重を計ってみました。
比重1.072。予想度数は9.4%といったところです。砂糖少し多く入れてもいいかな。
次はめいらく赤葡萄。こちらはジュース2Lに対してブドウ糖300gとレモン果汁大さじ1杯加えます。

比重1.080。予想度数は10.5%。梅酒ビンが浅くて比重計を浮かべられないのでサンプルを採っての計測です。
計測後味見をしてみましたが、グラニュー糖を加えたときほど甘さを感じないですね。砂糖自体の甘さも、上白糖よりスッキリした甘さのグラニュー糖よりもさらにあっさりした感じでしたし。
ともあれ後はワイン用酵母5gをだいたい2:1の割合でそれぞれ投入して仕込みは完了です。


【今回の実験その2 桃Qoo酒】
桃天酒…と行きたかったですが、『桃の天然水』を入手できる唯一の店で在庫切れという事態が発生!
急遽代替として『Qoo とってもピーチ』を3L調達。こちらも度数上げのための砂糖はブドウ糖で。
糖分60%カットがひっかかりますが、その分ブドウ糖を多めに入れればいいですかね。
というわけで、ジュース3Lにブドウ糖400g(というか残り全量)を入れてかき混ぜ。

こちらも比重測定したら1.052でした。予想度数は6.5%。
合成甘味料はアルコール変換されずにそのまま残るはずなので、出来上がりはなんとなくカロリーカットの缶カクテルっぽい味になる気がします。
仕上げに、シャンパン用酵母2.5g投入です。


【今回の実験その3 ビール】
今回はエクスポートピルスナーを使ってみます。ラガーとの違いが楽しみですな。
分量はモルトエクストラクト1缶にグラニュー糖900gと水19リットル。レシピは前回同様。
出来上がりは大瓶32本くらいですね。

今回はタンクに直接比重計を投入して測定。比重1.043(液温による補正が入っています)でした。
予想度数は5.5%。市販ビール並みの度数になりそうです。


【今回の実験その4 コーヒー酒】
焼酎にコーヒー豆を漬けるという、いわば梅酒のコーヒー豆版です。
レシピは1.8Lボトルから焼酎を200mLほど抜いて、コーヒー豆を100g投入するだけ。
2分かからず仕込み終了です。



全部仕込むのにかかった時間は2時間ほど。比重測定がなかったら1時間で終わったことでしょう。
あとはこのまま発酵を見守り。
そして、自作ビールがなくなる頃にはまた新たな酒が出来上がっている、ってな寸法です。( ^^)b