ぶどう酒

5月の初めにぶどう酒を仕込んでから約1ヶ月。
発酵栓からも泡が出ませんし、そろそろ頃合いでしょう、とそれぞれ上澄みを取り分けました。
そのまま瓶詰めして熟成させようかと思いましたが、味見したところ妙に炭酸がとけ込んでいるようでピリピリした味わいだったので、炭酸を抜きがてら『火入れ』というものをやってみようかと思い立ったわけでして。


といっても火入れというのは初の試み。
牛乳なんかの低温殺菌では65度で30分かけるそうですが、そこまでせんでも大丈夫でしょうこの場合。
ということで、私流火入れ法は『65度で10分熱処理』に決定。



さっそくぶどう酒に温度計を突っ込んで湯煎開始。
40度あたりで泡がたってきました。とけ込んでいた炭酸が出てきたんでしょうね。
そして目標の65度に達したら、瓶を湯から引き上げ蓋をきっちり閉めて保温バッグへ入れて10分安置。
その後、水を張ったタライに瓶を浸して冷却。
以上で火入れ完了です。
さて肝心の味わいは…
…………………
確かにぴりぴり感はなくなりましたが、酒の風味が薄れて、甘くないジュースっぽくなったような???
いや、これはライトボディというヤツだ。私は食前酒にぴったりなぶどう酒を作ったんだ。
そうだ、うん、そう思おう!! (- -;)