BREWFERM Christmasの仕込み

あと3ヶ月少々でクリスマス。
ベルギーでは、クリスマス用に特別に醸造したビールを飲んで寒い冬を過ごすそうな。
そんなクリスマスビール。私もぜひクリスマスの日に味わってみたいものです。
しかし、残念ながら近所の酒屋には、クリスマスの時期になってもそれらしいビールは並びません。


…なければ作ろう!

そのためにアドバンストブルーイングさんでキットを調達しておいたのだ。
ところで、かの有名なクリスマスの歌 『ジングルベル』。
Jingle bells, Jingle bells, Jingle all the way!  が
Single bed, Single bed, Single on the bed!  と聞こえるのは何故だろう?



【今回の実験 クリスマスビールをキット缶で簡単に作ってみる】



まずスパイス類の成分を抽出。
2Lくらいの湯を沸騰させてスパイス投入。弱火で20分煮込む。
その後火を止めてふたをしてさらに20分おく。
その間にモルト缶を湯煎。水に溶けやすくしておく。



寸胴鍋にざるをセットして、スパイス抽出液を鍋にあける。
おたまでスパイスをちまちま除くのはめんどくさかったのです…



湯煎したモルト缶を鍋にあけ、溶け残りがないように一生懸命かき混ぜる。
かき混ぜた結果がこれ。もうすでにエアレーションできたのではなかろうか…



タンクにじょうごを挿してウォートを移し、7Lになるように水を加える…
……つもりでしたが、ここでうっかりミス。
7L手前で水を止めたんですが、泡がひけると共にかさがどんどん増していって…

7Lライン(テープの上辺)を見事に超えてしまいました orz
500mLくらいオーバーしてしまったようです。不覚。



比重測定。
大体1.054。
レシピでは1.064だということですので、やはり薄くなってしまいました。
…逆に考えるんだ。かえって飲みやすくなった、と考えるんだ。



最後に、水和したビール酵母を投入して、仕込み終了。
器具の消毒・後片付けを含めて、かかった時間は1時間半。
さすがに、パーシャルマッシングとかに比べて楽なもんですなモルト缶仕込みは。



さて、最後にウォートを味見。
オレンジっぽい香りを伴うさらりとした甘み、そして後からガツンとくる苦味。
ボディ若干控えめ、キリッとした苦味のビールに仕上がりそうです。


……今年もSingle on the Bedな俺に甘みは必要ないということか。