悪徳業者と思われる会社に狙われたようです

今月は遅番ばかりの勤務で家人に会う機会がなかなかなかったんですが、今日久しぶりに家族と話をして知った事実。





ことの起こりは昨日。
外出していた母が家に帰ると、祖母が電話に出ている。
母を見た祖母が「わけがわからない、代わって」というので電話を代わると、
「2ヶ月前に注文した『ホージュ(オージュ?)』が発送準備が整いましたので送らせていただきます」とオペレーターが言ったという。
そんな物を頼んだ覚えはない、と母が言うと、「確かに○○(祖母のフルネーム)さんの名前で電話注文を承っております」と。
そもそもそのホージュだかオージュだかいう物は何ですか、と質問すると、健康食品だという。
値段はいくらなんですか? 「定期購入コースで申し込まれているので、通常37,000円なのを割引で24,800円になります」
25,000円を定期購入!? キャンセルしたいと申し出ると、「受注生産で注文を受けてから準備に入るのでキャンセルはできません」と。
そもそもいったいいつ頃注文したというんですか、正確な日時は? 「わたくしは発送担当ですのでわかりかねます」
母、それからいろいろ話(というか抗議)したそうだが平行線だったという・・・



俺「ほう、そんなことが…。で、もちろん『消費者センターに相談します』とか言って突っぱねただろうな?」
妹「いや、『仕方がないから1回だけ受けますけど、それ以降はキャンセルしますんでもう二度と送らないでください』って言ったみたいだよ。29日に届くって」



( ´゚Д゚`)



ナニを言ってくれちゃってるのわが母よ。



いつ注文したかという質問に対してロクに担当部署に確認すらせず即「発送担当だからわかりません」とかぬかす業者だぞ。
そんな口約束なかったことにされるに決まってるだろうが!
で後日、しっかり定期コースになっていて「1回だけであとはキャンセルって電話で言いました!」「いや受けてません」てお決まりの泥沼泣き寝入りコースになるのだ。
電話口なので契約書類などあるわけないし通話記録もとってない。対応したオペレーターの名前も覚えてないときた。物的証拠は何もない。
おもわず母に説教したが聞く気ゼロ。母にとって実の息子の説教は聞くに値しないものらしい。


そもそも電話注文自体も怪しいもんだ。
『祖母が電話で注文した』というが、その時点でその業者のウソは限りなく100%に近い
私の祖母は今81歳で、認知症がかなり進行している状態。
短期記憶はもちろん、長期記憶も危うい。自分の住所も生年月日も、いま何曜日なのかすら正確に言えないのだ。これは担当ケアマネージャーや主治医も確認している。
そんな祖母が、チラシを見て受話器を取ってダイヤルして名前住所電話番号とか伝えて商品注文、なんてできるわけないだろう!



上記の点を根拠として、私個人はその会社を悪徳業者と認識する
実際は普通の会社だったとしても、もはや信じるに値しない。
この業者の社名は残念ながら不明(ケンビ、とかなんとか言っていたそうだが…)。
29日になれば品物が届く。そうすれば社名も判明するだろう。
それにしても祭日、しかもゴールデンウィーク近くに届くとは… 消費者センターにも相談しづらいではないか。それを狙ってるのかもしれないが。


しかもこの商品、代金引換で届くという。受け取って金払ってしまったらもはや取り返しがつかない。
とりあえず、できうる限りの手を打とう。
まず宅配の兄ちゃんが荷物持ってきたら、いったん受け取りを保留する。
そして商品名と社名、住所・電話番号を控えて、市の消費者センターに駆け込んでアドバイスをもらうつもりだ。
だって25,000円を定期購入ですもん。何回コースか知らんが下手すると10万超えるぞ。冗談じゃねー。
力の及ぶ限り抗ってやる。いらんもん・覚えのないもんには金を払いたくはない。