保温箱

最近夜が冷えこむようになってきました。
昼と夜の気温差が10℃くらいあります。
さて酒づくりというのは、とにもかくにも温度管理が重要なわけでして。
30℃以上の暑さでは酵母がダメージを受けますのでまずいですし、15℃以下に冷え込んでも酵母の活動性が鈍るのでよろしくありません。
かつ、気温変化が激しいと酵母もストレスが溜まるのか発酵をストライキしてしまうようです。
20℃前後で、温度を一定に保つのが理想ですね。


さて、保温・保冷といえば、身近なところではクーラーボックス。
さっそく買おうと思ったのですが、高さ30cmほどの発酵タンクを収められるクーラーボックスはなかなか見つかりません。
容量が増えても横に大きくなるだけで高さが高くなるわけではなし。
ま、よくよく考えてみれば、クーラーボックスの高さなんてせいぜい2Lのペットボトルやビール大瓶が縦に入りさえすれば充分であって、なにも容量を増やすために高さを上げる必要はどこにもないわけで。


というわけで、次の候補として探したのが、発泡スチロールの箱。




見つけました。
ホーマックにて捕獲。1580円。



驚くことに、イワタニの20L水タンクを入れるため設計されたかのようなピッタリさ。



お湯を入れたペットボトルでも入れとけば、氷点下まで下がる真冬でも問題ないでしょう。
しかもこれがまた、温水ペットボトルで保温しながらビールを仕込んでくれと言わんばかりのようにピッタリなんです。なんという幸運。
あとは蓋をくりぬいて発酵栓を出す穴を作り、デジタル温度計を貼り付ければ…



よし! 寒冷地仕様ビール発酵装置の完成です \(^0^)/
さっそく明日ビールを仕込むぞ!!