どぶろく仕込み 9日目


まだ糖化しきれていない米が上面に浮いており、その米粒のすきまに透明な液が伺えます。
その上澄みを味見してみます。


かー。


わずかな炭酸と酸味。
甘みはほとんど無く、言うなれば「淡麗」といったところでしょうか。
それでいてぐいっと呷ると胃がかっとなるのを感じます。
原料の米が少ないうえに高発酵の酵母を使ったため、糖ができた端からアルコールに変えられた感じですね。
飲みやすい、というかまぁぶっちゃけ薄いといえば薄いです。が、いや、これはこれでイケるぞ。
炭酸ペットボトルに取り分けて密閉して冷蔵庫でゆっくりカーボネーションさせれば、ビールのように飲めるスパークリングどぶろくができそうです。
しかし、呑みごたえがないのもまた事実。
何本か取り分けして量を減らしたら、かめに米を追加して今度は濃い目にしてみましょう。