picoPSU-150-XTのケーブル自作 3 ―そして完成―


夜勤から帰ってきたら、注文したコネクタ類が届いてました。早いなぁ。
ではさっそく電源ケーブルの自作にかかりましょうか。


まずはATX12V電源ケーブル
 
最初は電源ユニットからコネクタごと切り取ったコードを使おうとしましたが、
電源ユニットに使われる電線のサイズはAWG18、直径にして約2mmといったところです。
これに対してEHコネクタやXHコネクタのピンはかなり小さく、芯線が太すぎて圧着できません。



というわけで、AWG22の電線(直径1.7mm)を、例のおっさんのショップから調達して1から作ることにしました。
ちなみに、オリジナルのケーブルもAWG22の電線が使われています。
あとはATX12VコネクタとXHコネクタを用意。


 
まずはATX12Vコネクタの装着から。
電線を4本に切り分け、ピンを圧着してからハウジングに差し込む。



メッシュスリーブを通して熱収縮チューブでスリーブの両端を処理して、



XHコネクタを取り付けて完成。
コネクタの根元で電線がねじれてしまったのがちと悔しいな。



続いてSATA電源ケーブル

ainexSATA電源ケーブルがAWG22の電線を使っているので、購入して切って使用。
ストレートのSATA電源コネクタでないと今回のケースでは都合が悪いのです。



SATA電源ケーブルに取り付けるのはEHコネクタ。ピ、ピンが小さい…



先の要領でメッシュスリーブ化したあとEHコネクタを取り付けて完成。
実は計算ミスで電線を短く切ってしまい、届かなかったため急遽もう一本作り直したのはここだけの秘密です。



こうしてできたのがこのマシン。
・・・なんか、大して変わり映えしない気はしますが、まぁいいか。所詮は自己満足の世界ですし。

別の角度から。
排気ファンとCPUファンの電線のスリーブ化は・・・いいか(^^;)
またマシンをバラす時があったらやろう。


通電して、無事に起動を確認。
さぁ、さっさとOSをインストールして使うとしましょうか。