『自作でオーディオアクセサリー』の電源ケーブルキットを作ってみました

 
去年買ったムック『自作でオーディオアクセサリー』。この付録の電源ケーブルキット。
ようやく時間ができましたので今日作ってみました。ちなみに『作っただけ』です。試してはいないです。



メッシュチューブも被せてみます。
今回使うのはオヤイデ電機で買った『高密度PETチューブ 6mm』。
キットのケーブル径は10mmですのでメッシュチューブも10mmのを使うべきでしょうが、そもそもメッシュチューブを被せる理由というのが、『ケーブルを締めることで、制振効果で音の緩み・濁りが減少する考えられている』ため。
ならば径が小さい6mmのメッシュチューブの方がしっかりケーブルを締めてくれるだろう、と思ったのです。



皮脂で部品を汚さないようにドライバー手袋をはめて作業開始。
まず本の記述に従い、端から26mmのところから外被覆を剥く。



ケーブルの向きを確かめて、電源プラグをつける側を決める。
ケーブルに印刷された文字を見て、先頭文字のある側を電流の入り口にするとのこと。つまりはここに電源プラグをつける。
通常、横文字を読むときは左から右に読む。電流も同じということか。
メッシュチューブを被せるのでケーブルの文字が見えなくなってしまう。ここは確実にやらねば。
それにしてもケーブルに方向性があったとは。スピーカーケーブルとかてきとーに配線してたが後で見直さなきゃならんな…



メッシュケーブルを通す。
しっかりケーブルをしごいて密着させたあと、熱収縮チューブで両端を固定。
かなり念入りにしごいてやったのでわずかな緩みもないはず。
それにしてもメッシュチューブの隙間からケーブルの青色が見える・・・。
やはり10mmのメッシュチューブを使うべきだったか。はたまた本の通りケーブル本来の色を活かしてクリアホワイトのメッシュチューブを使えばよかったか。


 
気を取り直して作業続行。
導線を剥いて電源プラグ・IECコネクタそれぞれ装着。



完成です。やっぱり黒のメッシュチューブの隙間から見える青色が目立ちますね……まぁこれも自作ならではの味かσ(^^;)


ところでこの電源ケーブル、オーディオアクセサリーと言われてるとおりオーディオ機器に使うのが本道でしょうが、
おなじIECインレットを使っているパソコンやPS3にも使用可(のはず)。


 
・・・うむ、かっこいいぞ!(^^) そこらの電源ケーブルとは比較にならん。

 
効果はこの際さておいても、見た目のインパクトは充分です。HTPCに箔がつくというもの。
この見た目だけでも4,000円は高くない。
遠い将来買おうと思っているUSB DACに使おうとしていましたが、こりゃパソコンにも使いたいな。もう1本調達しよう。