延長コードを自作しました

『5m程度の黒色の延長コード』。
これが欲しくてホームセンター・電器屋をまわったんですが、どこに行っても無い。
白色だったらどこにでもありますし、3個口のテーブルタップだったら黒色もあるんですが、純粋な延長コードで黒色となるとこれがまたどこにも置いてない。


・・・まぁ、なければ作るしかないか。



というわけで探すのを早々に諦め延長コードを自作することにし、材料を買う。
調達したのはプラグとコネクタ、そして平行線VFFビニルコード。いずれもそこらのホームセンターで購入。
コードの断面積は1.25mm2。コード記載の型番(?)でググったら許容電流は12Aとのこと。充分以上です。


さっそく作製開始。
普通プラグへコードをつけるには、コードの被覆を剥いて銅線を出して輪っかにし、プラグの端子に付いているネジで挟み込むようにして固定するのですが、
今回は丸型端子をコードに圧着することにしました。


 
電工ペンチで丸型端子を圧着。まずは練習。
錫メッキされた銅製の端子は想像以上に硬く、ペンチを両手で全力で握り締めてかしめる。
そうして圧着した端子はペンチで引っ張っても抜けなかったのでまぁ問題ないでしょう。
しかし端子の圧着回数わずか1回でもう手が痛い。やはり5,000円払ってでも専用の圧着工具を買いたいところだσ(_ _;)



端子をプラグに固定。
ちなみにコードには電流を流す向きがあると言われている。
コードに印刷された文字を読む、それと同じ方向に電流が流れるようにすればいいらしい。
言葉にするのが難しいが、要は先頭文字がある方に電源プラグを付ければいいようだ。反対側にはコネクタを。
もちろん、ショートしないように細心の注意を払ったのは言うまでもない。銅線のカケラとか。



何の変哲もない延長コード、ここに完成。
シャレでメッシュチューブでも被せようかと思ったが、残念ながら5mもの長さのメッシュチューブは手元にない。



SONYホームシアターシステム、BDV-N1WLのサラウンドアンプの電源を取るために使う。
機器は動作するし熱を持っている様子もない。無事に出来上がったとみていいだろう。
あとコードむき出しはなんなので、元部屋に設置してるモール引っぺがして持ってこよう。



あといつものお約束。
もし真似して作ったとして、つないだ機器が壊れようがショートして家が燃えようが私LibraLivetは一切責任を負いません。
それにそもそも今回かかった金額は927円。はっきり言って買ったほうが安いしなによりメーカーの保証があります。つまりは自作するメリットはまるでなし。つーかamazonに700円くらいであったよ黒色の延長コード・・・
どうしても作りたいなら自己責任ということで。