ふすまの張り替えに挑戦してみました


新しい部屋に引越しする前に買ったふすま紙。
本来であれば引越しをする前にふすまを張り替えして気分良く部屋を設えるつもりでいましたが、4ヶ月くらい経った今でも未だに手付かずの有様。
このままではいかん。休みの今日こそ取り掛からなければ。



ところで今回張るふすま紙というのは、壁・ふすま兼用で水で湿らせて貼るタイプのもの。
ふすま紙というよりは壁紙だが、和室っぽさを減らすために部屋に張っているクロスに似たような風合いのものを選んでみた。



道具としておさえハケと水つけスポンジも買う。
竹べらも使うみたいだけど、これは定規で代用できるだろう。




押入れからふすまを外して作業開始。
まず取っ手を外す。
上下に打ってある細い釘を抜かなければならないのだが、錆びついていてなかなか抜けない。
仕方なく取っ手をこじって釘を浮かせラジオペンチで引っこ抜く。どうせもう使わないし。



今回使う壁紙は元のふすま紙の上にそのまま貼り重ねられるタイプだそうだが、ふすま紙が破れていたので全部剥がしてしまう。
茶チリとかいう紙の上に貼られていて、かつ全面ベタ貼りではなく端だけのり付けして貼られてある。これがプロの手並みというものか。



ぞうきんで埃や汚れを拭き取ったあと、枠にマスキングテープを貼る。
壁紙の糊が枠に付かないようにするため。


壁紙を広げる。巻きぐせがついているので四隅をテープで固定。
ふすまをその上に置いて、だいたいふすまより数センチ大きいくらいに切り取る。
あんまり大きいと作業がしづらいということだろうか。



スポンジに水を含ませ、壁紙裏面に塗りつける。
たっぷりとつけなければならないらしい。
まんべんなく水を付けたあと数分おく。確かにべたべたしてくる。糊が溶けたようだ。
そして紙がみるみるへにゃへにゃに。おいおい大丈夫なんだろうな?



壁紙の上にふすまを載せ、ひっくり返す。
そしておさえハケを使って、中心から端に向かって撫でつけ空気を抜いていく。皺になってしまったら軽く剥がしてもう一度貼り直す。
壁紙が皺なくぴしーと貼られていく。おおぉなかなかイイ感じではないか。ここまでは順調。



説明書によると、枠ぎわを竹べらで決め込んだあと『柄つき定規』を当てながらカッターナイフで切って再度竹べらで決め込んで仕上げるという。
あと綺麗に仕上げるためにカッターの刃は常に新しくしておくのだとか。
今回は竹べらとか柄つき定規はないので、普通の定規で枠ぎわを決め込んでみる。カッターの刃はオルファの特専黒刃を使用。



決め込みが甘かったか。枠よりも内側で切ってしまった orz
あと水が多くて紙がふやけたためか、カッターの刃に紙がひっかかって破れてしまう。これが所々 o.....rz


 
やはり遠目からでも気になるなぁ。
リカバーしてみよう。壁紙を少し剥がし、角のあたりに切れ端を貼り付けてみる。



うーーむ、一応目立たなくなったが・・・



近づかなければ違和感ないですね、うん。気にしないようにしよう。
ちなみに水をつけた事による紙のふやけは乾くと同時になくなりました。


初めての張り替えはほろ苦い結果に終わってしまったが・・・
要領はだいたい掴めた。あとやはり道具を揃えよう。私のような不器用な人間はアイテムでカバーするしかないのだ。
ふすまはもう一枚ある。今度こそ成功させてやる。