リトライ

ブラックロック・エクスポートピルスナーで仕込んだビール、瓶詰めの遅れと思われる原因で失敗してから1週間。
再挑戦です。
今回使うのは酒市場ランドで出している『エクスポートピルスナースペシャルキット』。
今までの、モルト缶と砂糖を溶かして薄めて発酵させるという簡易的な作り方ではなく、ひと手間かけた仕込みで味の向上を狙います。
つーか、これで失敗したらビール作りから手を引きますわ。向いていないということで。


【今回の実験 エクスポートピルスナースペシャル】
1:材料確認
 
 酒市場ランドで出しているスペシャルキット。モルト缶の他にさらに1kgのモルトエキス、ペレットタイプのホップやエールイースト、アイリッシュモスといったものが入ってました。

2:煮込み
   
 鍋に3Lくらいの湯を沸かし、沸騰させた後モルト缶1700g・モルトエキス1000g・グラニュー糖500gを入れ中火で50分煮込みます。
 本当は強火でガンガン煮込むらしいですが、鍋の容量がギリギリで強火にすると吹きこぼれてしまうので今回は抑え目に。
 今回はモルト缶だけでなくモルトエキスも追加しているので、さらに麦の味が強いビールになりそうです。
 さらにペレットホップ20gのうち、1/3を鍋に投入し、煮とかします。このあたりはキット付属のレシピどおりで。
 あ、ちなみにこのモルトエキスを溶かした液のことを『ウォート』というそうです。へー。

3:アク取り
 
 煮込みの途中でアクが出てきますので、とります。
 煮込んでいる最中にもどんどんアクが出てきましたので、随時除去。

4:アイリッシュモス投入
 
 モルトエキスを煮始めてから50分後、次はアイリッシュモスという海草(?)を投入。
 余計なたんぱく質を沈殿除去させる効果があるらしく、質の高いビールを仕込むには必需なんだとか。

5:ホップ投入
 
 アイリッシュモスを入れて5分煮たら、茶漉し袋に残りのホップを入れて鍋に投入。
 袋は浮くので、お玉で沈めたままにします。さらに5分煮込み。

6:冷却
 トータルで60分間煮たら火を止めてホップを回収し、水を張ったシンクに鍋ごと浸けて冷却します。
 煮込むときは強火でガンガン煮込み、その後一刻も早く急冷。これが美味いビールを仕込む秘訣だそうで。

7:ウォートを発酵容器へ
 冷却したウォートを、あらかじめ水を入れておいた発酵容器に入れて19Lに調整します。
 
 ここで比重測定。1.050ありました。予想度数は6.4%です。

8:酵母投入
 いよいよビール酵母を入れて仕込みも終わりとなります。
 ウォートの温度も20度。問題なし。いざ投入!
 
 いってこーい!! (^^)ノシ



仕込みの工程、ここまでは問題なしです。
現在の室温は22度。
あとは毎日発酵具合をチェックして、ちょうどいい時期を逃さず瓶詰めです。