ミード作り
ミード、という酒をご存知でしょうか。
要はハチミツを発酵させて作った酒です。
古代から中世ヨーロッパにおいて、新婦が新郎に飲ませ子作りに励んだとされるお酒だそうで。
…ま、俺には縁のない話ですがね （− −；）
それはさておき、ハチミツは栄養豊富だし、それを酒で摂れるなら元気にもなれるというものですかね。
さて、そんなミード、試しに作ってみましょうか。
【今回の実験 ３種類のミード作り】
今回仕込むのは、普通のミードと、スパイスを加えて発酵させる『ドライミード』、そしてフルーツを加えて発酵させる『フルーツミード』です。
前に通販を利用したことのあるアウベルクラフトさんのサイトを参考に仕込んでみます。
作る分量はドライミードとフルーツミードを1.2Lずつ、普通のミードを600mL。
材料
ハチミツ 1000g
水 約2L
白ワイン用イースト(5g入り) 2袋
ドライミックスフルーツ 150g
ナツメグ(ホール) 1個
シナモンスティック 3cm
ちなみに、ナツメグのホールもKALDIで売ってました。
０：前知識
ミードの作り方は、ハチミツを2〜3倍に薄めて酵母を入れて発酵させるだけである。
また仕込みの際に、紅茶とレモン汁を混ぜれば「ハニーミード」、イチゴジャムを加えれば「メロメル」、リンゴジュースを投入すれば「シーサー」と呼ばれるミードができる。このようにいろんな物を自由に使えるのもミードの魅力である。（民明書房刊 アウベルクラフト『蜂蜜から作るお酒…ミードを作ろう』より）
１：下準備
まず鍋に水を入れ、ハチミツを全量加え、加熱しながらハチミツを溶かします。そして液量が3Lになるように水を加えて調整。
ちなみに、ハチミツ1000gを水で3Lになるように薄めて発酵させると、アルコール約8％のミードが出来上がるそうです。
これでベースは完成。これをそれぞれ各分量ずつ小分け。
２：普通のミード
ハチミツ溶液600mLにイースト1/3袋(約1.6g)を入れるだけで終わりです。早っ!!
３：フルーツミード
ハチミツ溶液1.2Lにフルーツミックス150gを入れたらイースト1/2袋(2.5g)投入。こちらも実にお手軽。
４：ドライミード
ナツメグとシナモンスティックのホール。これをポリ袋に入れてハンマーで荒く砕きます。
砕いたスパイスたち。
次は鍋にハチミツ溶液1.2Lを入れ、砕いたナツメグとシナモンを投入します。
サイトには約70度をキープして15分おく、とありますが、ま、そう簡単に冷めるものでもないですし、70度に達したら火を止めふたをして冷めるまで待つことに。
目論みどおり30分経っても熱いまま。今日の仕込みはここで打ち切り、瓶に移して明日酵母投入することにしました。
明日早番なんです（- -；）
そうして仕込んだミードたち。うまく出来てくれよ〜。
