コック付き漬物樽

仕込み中のビールですが、発酵栓が動かなくなりました。
もう発酵は終わったとみてよさそうです。
ですが、その色は完全にアンバーを通り越してダーク。
おかしい……。
使ったモルト缶はシリーズ中いちばん色が薄いやつだし、モルトエキスもSuperLight(より薄い黄金色)なはずなのに。
煮込んでもいないからカラメル化なんぞするはずもないしなぁ……
やはり水か? 水が悪いのか?





そんな自作ビール、そろそろ瓶詰めをする時期なのですが、
今日は妹の旦那が来ているので明日に延期。
その代わりに小道具を自作することにしました。



材料は、20Lの漬物樽とコック。
作るのは、『コック付きの漬物樽』。
なんてことはない、要は漬物樽に穴を開けてコックを取り付ける、というものです。


今までウォータータンクに若ビールをサイフォンで移して、そこから瓶に詰めていたのですが、
さすがにウォータータンクは洗いにくいと感じるようになりまして。
ならばコックがついているバケツ型の発酵容器で、と思いましたが、あれって結構お高いんですよねぇ……(20Lで3,500円ほど)
その点、漬物樽なら安く上がります。コックは「何かに使えるかも?」と、以前に買っておいたものですし。
というわけで、いざ自作。


コックの直径を測って、樽にコンパスで円を描き、サインペンでマーキング。
ドリルで円に沿って穴を開けカッターで穴をつないでくりぬき、ヤスリで削る。
つるつるに仕上げたら穴にコックを通し、ナットを締めて、完成。




うむ、なかなかの仕上がりではないでしょうか。
漬物シールがついている漬物樽なら密封できるので、発酵容器にもいいかもしれないです。澱引きも簡単そう。



蓋の横にも1.5cm程度の穴を開けておきました。
ビールを移すときこの穴にチューブを通してやれば、酸化や雑菌の混入も極力減らせるでしょう。